保育内容
◎保育目標
〇つよい子ども・やさしい子ども・かんがえる子どもの3点の調和のとれた子どもを目標にして安心できる環境のもと、くつろいだ雰囲気の中で、情緒の安定を計り、人とのかかわりや土台をつくる。
〇乳幼児期の体験を通し、豊かな感性をはぐくむ。
〇友達や周りの人と仲良く遊ぶ楽しさが分かり、お互いを認め合いながら自分に自信を持つことができるようになる。
尚、年齢別の年間目標のもと、コーナー保育を取り入れ自分の好きな遊びが出来る様、配慮し遊びの中で文字、数を覚え、リズム感を養えるよう、楽器等にも親しみ、簡単な合奏等取り入れ年長組は鼓隊にも取り組んでいます。年長組より古典文化の詩吟の指導を受け、言葉の美しさや発声の方法を学んでいます。
又、運営にあたっては、札幌市児童福祉法施行条例、札幌市子ども・子育て支援法施行条例及び、その他関係法令等を遵守するものとします。
◎保育内容
【年齢別の年間保育目標】
《つぼみぐみ(産休明け保育・産後56日以降~1才)》
〇清潔で安全な環境を作り、特徴や発達をよく理解し、ひとりひとりの生活リズムを大切にしながら成長をひき出し、喜んで遊び、楽しく食事し、十分な休息をとり、満足した生活をする。
〇十分に抱いたり、愛撫したり、優しく語りかけ、保育者との暖かな触れ合いの中で情緒を安定させ、機嫌よく楽しく生き生きした生活をする。
〇保育者との日々の生活を通し、豊かな感情を育て、喃語や片言に優しく応答してやりながら、言葉の発生を促す。
〇安全で動きやすい環境を整え、子どもの動きの意欲を手助けし、いろいろな運動(腹ばい、寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ち、つたい歩き、立つ、歩行)の経験を重ねる。
〇物的・自然的なものの中で、それぞれの成長の段階に応じ視覚、聴覚、皮膚感覚を感じ取る。
《つぼみ(1才~2才)》
〇自分でしようとする気持ちを大切にしながら、生活においての習慣が身につくようにする。
〇保育者や友達との相互の触れ合いを経験する中で、自分の気持ちを表現できるようになる。
〇多くの人と交わり、いろいろな経験、遊びをする中で話すことを楽しむ。
〇自由な行動や遊びの中で、手指の感覚、運動機能の発達を促していく。
〇周囲の関心をよせ、物を知ろうとする力の芽生えを養う。
《ちゅうりっぷぐみ(2才~3才)
〇安全で衛生的な環境の下で、のびのびと快適に活動をし、一通りの基本的な生活習慣を身につける。
〇まわりの環境や友達との関係を広げ、その中で自己を発揮し、楽しく遊ぶ。
〇遊びの話の中で会話する楽しさを知り、表現活動の芽生えを培う。
〇日頃の生活の中で協応動作を繰り返し十分に行い、運動機能を高めていく。
〇自分をとりまく人々や自然に対し、積極的に体験することを喜ぶ。
《たんぽぽぐみ(3才~4才)年少組》
〇快適な生活習慣の中で、自分の気持ちや意欲を満たし、基本的な習慣を身につける。
〇保育者との信頼関係を持つ中で友だちと一緒に遊び、関わって生活ルールを守る。
〇いろいろなものを見たり聞いたり触れたりし、想像力を深め、面白さや美しさに気づき、感動し感性を高める。
〇絵本・童話・絵を描いたり、歌ったり、体を動かすことに興味を示し、楽しむ。
〇生活と遊びを通して、人間関係の初歩的な成り立ちを理解する。
《さくらぐみ(4才~5才)年中組》
〇基本的な生活習慣の自立に取り組むと共に、運動遊び等に喜んで参加し、丈夫な身体づくりをする。
〇保育者や友達との良い関係を互いに作り、いきいきと過ごし、主体性のある行動をすると共に、相手のことを考え、いたわり、譲り合う気持ちを持つ。
〇身近な社会の事象や事物・動植物に興味や関心を持ち、驚いたり、感動したり、愛情の気持ちを持つ。
〇今までの題材をさらに深め表現し、協力して作ったり、合奏することを楽しむ。
〇日常の言語交流の大切さがわかり、会話を楽しみ、イメージを広げて言葉が豊かになる。
《ひまわりぐみ(5才~6才)年長組》
〇幼児期における基本的生活習慣の確立をめざして、豊かな情緒と生活意欲の基礎を培う。
〇集団生活の中で自分の意志で行動し、自主性・協調性・社会性を営む。
〇身近な社会環境を積極的に生活や遊びの中に取り入れ、いろいろな直接体験を深め、重ねる。
〇いろいろな経験を通して、豊かな感性を様々な方法で表現する。
〇言葉の仕組みを確実に理解し、日常生活において活用させていく。
◎給食
昼食・おやつは保育園で用意します。 3才未満児は、完全給食、3才以上児は副食給食です。
【食事内容】
〔0才児〕完全給食(ミルク・離乳食)
お子さんの月齢や離乳の進み具合に応じて与えます。
5~6か月頃(ゴックン期)・7~8か月頃(モグモグ期)・9~11か月頃(カミカミ期)とスムーズに各自の体調を見ながら移行し完了できるように配慮します。
〔1才~2才児〕完全給食
家庭で朝食・夕食を合わせ52%の栄養量をとるものと考え、保育園では残りの48%を給食で与えます。
昼食28%、午前・午後のおやつは20%が目安です。
〔3才~5才児〕副食給食
家庭で朝食、夕食を合わせて57%の栄養量をとるものと考え、保育園では43%を給食で与えます。
昼食、副食28%、午後のおやつ15%が目安です。
乳幼児の心身の発育はめざましいものです。立派な体格も丈夫な体質も正しい食習慣もみなこの時期に基礎作りが行われます。
お子さんの発育にあわせて、質量ともに十分で、栄養のバランスの取れた献立にしています。
毎月、予定献立表を配布しますので参考にしてください。
なお、食事は玄関に展示しています。
【よい食事のマナー】
〇手洗い、うがいの励行
〇あいさつの励行
〇よく噛んで食べる
〇好き嫌いをしないように
【よい食事環境】
〇落ち着いた場所
〇食べやすい食器
〇暖かく思いやりのある食事介助
【よい食事内容】
〇適正な栄養量
〇児童の年齢発達に適応した食品の請託と調理法
【幼児の食生活と3つの基本条件】
〇べんとうばこは、アルマイト製がいたまないため適しています。
また、食事中はふたを重ねますので、ふたに凹凸のないものをご用意ください。
〇はし、はし入れは使いやすいものにして下さい。
〇べんとうばこ、はし、はし入れは毎日きれいに洗い、清潔にしておくよう心がけましょう。